EDITHON | ATELIER MUJI GINZA ライブラリー

EDITHON

ATELIER MUJI GINZA ライブラリー

無印良品 銀座6階の複合的なデザイン文化の交差点「ATELIER MUJI GINZA ライブラリー」とMUJI HOTELのロビーおよび客室の書棚空間をプロデュースしました。

6階ライブラリー

バーカウンター前の書棚は、「デザインの素(もと)」をコンセプトに、言語やジャンル、新旧を超えたデザイン関連本を取り揃えました。海外の豪華本や稀覯本など、ふだんお目にかかれないデザイン書も大胆に並べています。

約1000冊からなるライブラリーには、「A アトリエ」「B バウハウス」「C カラー(色彩)」など、AからZまでの26種で構成する独自のカテゴリーでデザインの世界を再編集しています。

MUJI HOTEL GINZA フロントロビー

海外からのホテル宿泊者もたのしめるように「日本の見方」をコンセプトに8つのテーマを掲げ、テーマに沿って約500冊を展開します。「一 細部 details」「二 意匠 design」「三 民家 house」「四 来客 visitor」「五 風土 locals」「六 都市 city」「七 振舞 gesture」「八 銀座 ginza」

MUJI HOTEL GINZA 客室

客室には、ホテル宿泊者向けに「花鳥風月」をテーマに、部屋ごとに異なる和書や洋書をしつらえました。花と鳥と風と月。それぞれ4つのイメージに合わせて、洋の東西を問わず、ジャンルや新旧を超えてさまざまな本を組み合わせ、あらたな「花鳥風月」の景色を見立てる趣向としています。

花は、花、華があるもの。可憐なもの。小さきもの。

鳥は、鳥、空を飛ぶもの。飛ぶ機械。

風は、吹いて消えるもの、風景、日常。痕跡。

月は、月の満ち欠け。円形で普遍的なもの、丸くて変わらないもの。

所在地

東京都中央区銀座3-3-5

プロジェクトメンバー

監修ディレクター
櫛田理
書棚空間・選書ディレクション
櫛田理
プロジェクトマネージャー
乙部恵磨
書棚サイン
佐伯亮介
選書協力
清塚なずな、森岡督行(森岡書店)、中島祐介(POST)、石井利佳(nostos books)
設営協力
資生堂「花椿」編集室、和泉佳奈子(松岡正剛事務所)、中村碧
制作進行
EDITHON(エジソン)
竣工写真
中道淳(ナカサアンドパートナーズ)、濱田祐史
協力
良品計画、UDS

プロセス

2018年4月〜 企画立案
2018年11月〜 書棚環境、選書方針立案
2018年12月〜 空間設計図、選書方針が固まる
2019年1月〜 選書スタート
2019年3月〜 書棚設営
2019年4月5日 「MUJI HOTEL GINZA」オープン