EDITHON | 上海で「MUJI BOOKS」をプロデュース

EDITHON

上海で「MUJI BOOKS」をプロデュース

「無印良品 上海755旗艦店」は、2015年12月12日、上海の銀座と呼ばれる繁華街の中心にオープンしました。地上3階建て、売り場面積840坪を超える中国国内で最大規模の店舗に、全フロアにわたって約3万冊の書籍を展開。くらしの中の「衣、食、住、行、育、楽」をテーマに選書を行い、商品と融合した売場づくりを通して、商品の背景に広がるMUJIの世界観と出会えるMUJI BOOKSを目指しました。

それまでオンラインでしか手に入らなかった、北京の独立系出版レーベル「読庫」や、中国各地の手工芸や伝統文化を扱う「漢聲雑誌」の書籍を、世界で初めて実店舗で全面展開しています。とかく外国のライフスタイルに目を向けがちな中国の若者にも、自らの豊かなルーツに気づいてもらえる本を数多く取り揃えました。




開店以来、3階にあるOpen MUJIスペースでは、現地の書籍や出版人、著者を紹介するイベントを定期的に開催するなど、作り手と読み手をつなぐイベントの企画監修、および、選書全体の監修を手がけています。中国の読者にも思いがけない発見やヒントをMUJI BOOKSで見つけてほしいと考えています。

所在地

上海市黄浦区淮海中路755号

プロジェクトメンバー

監修ディレクター
櫛田理
選書、プロジェクト進行
乙部恵磨
空間デザイン
SUPER POTATO
書棚サイン
MIKAN-DESIGN
現地設営協力
和泉佳奈子、清塚なずな、中村碧、美柑和俊、森岡督行
制作進行
EDITHON(エジソン)
協力
MUJI SHANGHAI

プロセス

2015年7月〜 企画立案
2015年9月〜 空間設計、選書方針立案
2015年9月〜 書棚什器設計・製作、書架ツール開発、取次選定、選書
2015年11月〜 現地での書棚設営
2015年12月12日 「無印良品 上海755旗艦店」オープン

関連情報

伝説の「漢聲雑誌」の翻訳プロジェクトが進行中。(2021年春 刊行予定)
【⇒詳細記事は、こちら