南インドのチェンナイにある小さな出版社「タラブックス(TARA BOOKS)」は、ハンドメイドの美しい絵本づくりで知られるユニークな出版社です。現在エジソンでは、タラブックスの新しい絵本を、日本語に翻訳出版するプロジェクトを進めています。

きっかけは、2019年10月にドイツで開催されたフランクフルト・ブックフェア(FRANKFURTER BUCHMESSE)。ブックフェアを訪問していたエジソン代表の櫛田が、TARA BOOKSのギータさん(Gita Wolf)とアルンさん(Arun Wolf)と再会し、本書のサンプルモックアップを見せていただきました。制作途上の数ページのモックアップでしたが、繊細でありながら、生命力にあふれる絵本の魅力は、十分に伝わってきました。


著者は、インド西部のワルリ村で育ったヴァエダ兄弟です。二人はワルリ画のアーティストで、この絵本は、二人が逗留した香川県の粟島が舞台になっています。日本の離島と郷土のワルリ村がつながっていく、というストーリー展開です。TARA BOOKSが日本をテーマにした本を出すのは、今回が初めてのことだそうです。
日本語版の造本デザインは、オリジナル版とは少し変える方向で話し合いをしています。新型コロナウイルスの影響もあり、刊行時期は2020年秋ごろを予定しています。