EDITHON | 無印良品の文庫本「人と物」シリーズ

EDITHON

無印良品の文庫本「人と物」シリーズ

無印良品が発行する「人と物」シリーズ(通称「無印文庫」)は、1人1冊仕立てのアンソロジーです。作家も詩人も映画監督も、写真家もデザイナーも植物学者も、だれもがひとりの生活者であるという視点から、名随筆や代表的なビジュアルワークとともに未公開の愛用品やプライベート写真を再編集しています。ワンコインで買えるのがうれしい500円の入門書です。

もともと、無印良品が出版社になって本を刊行する第一弾企画として、このプロジェクトは始まりました。企画段階から良品計画が特別にこだわっていた「定価500円」の壁にいくども阻まれながらも、「一人一冊」という編集方針が定まってからは、編集部の体制から本の仕様まで、つぎつぎ決まりました。こうして、著者名がすなわち書名になる、というアンソロジー形式の出版企画がはじまり、3行コピーの帯巻きや、ダストカバーをつけないシンプルな装丁など、佇まいもMUJIらしく簡素でひかえめに仕上がっていきました。

シリーズ共通で、巻頭には8点の「くらしの形見」をカラーで収録します。柳宗悦の名刺、花森安治の目覚まし時計、小津安二郎の表札、茨木のり子の椅子、などの大事にされてきた愛用品は、一見本業とつながりがないように見えて、どんな言葉よりも、その人となりを雄弁にものがたります。

刊行ラインナップ

1.柳 宗悦
2.花森安治
3.小津安二郎
4.佐野洋子
5.茨木のり子
6.米原万里
7.秋岡芳夫
8.伊丹十三
9.濱谷 浩
10.桑澤洋子
11.杉浦日向子
12.白洲正子
13.小泉八雲
14.芹沢銈介
15.星野道夫

プロジェクトメンバー

シリーズ総合監修+編集ディレクター
櫛田理
編集
広本旅人(1、2、3、5、9、12)
土田由佳(4、8、10、11)
いのうえりえ(6、7)
櫛田理(13)
デザイン
佐伯亮介
撮影
永禮賢
表紙デザイン監修
原研哉(日本デザインセンター)
制作進行
EDITHON
印刷製本
シナノ印刷
発行
良品計画
刊行日
2017年4月〜 ※継続中

関連情報

  • ダメージ本をアップサイクルする企画「MUJI BOOKS文庫」篇。
    【⇒詳細記事は、こちら
  • 「人と物」シリーズにカラー特装版が登場。【⇒詳細記事は、こちら