EDITHON | 駒形克己の色覚絵本『MOON PHASE』を企画監修

EDITHON

駒形克己の色覚絵本『MOON PHASE』を企画監修

造本作家として国内外で活躍する、駒形克己さんとの絵本プロジェクトです。「色の見え方にも個性がある」をテーマに、実験的な絵本の出版を手がけました。

日本では男性の20人に一人が色覚に問題があるといわれます。それほど、「色覚異常」や「色覚障がい」は身近なのに、絵本の出版界ではこのテーマを正面から取り上げることはタブー視されてきました。小学生の頃から人と違う色の見え方に悩んできた駒形さんにとって、色覚はもはや社会に隠された個性の一つであって、いつか絵本にしたいテーマでした。

こうして誕生したのが文字のないサイレントブック『MOON PHASE(ムーンフェイズ)』です。色覚に問題を抱える子どもの個性を周りの人も一緒に読み合えるように、あえて見分けにくい色を組み合わせています。
新しい色の組み合わせを見つけるために、帝京大学メディアライブラリーセンター(MELIC)の協力を得て、大学生とワークショップを通じた実験も行いました。エジソン代表の櫛田も幼少時に「色覚異常」と診断された一人として、このプロジェクトの立ち上げから色覚テストまで、企画・制作全般に関わりました。

絵本の詳細

書名 MOON PHASE
著者 駒形克己
監修 櫛田理
発行 ONE STROKE
協力 帝京大学メディアライブラリーセンター
共読サポーターズ(学生)
印刷加工 美創印刷
判型 A4変形(297mm×183mm)
頁数 本文32ページ
色数 オールカラー
製本 並製
加工 表1/表4両観音開き。丸抜き加工
刊行日 2019年12月1日

販売情報

この絵本は無印良品の書籍コーナー「MUJI BOOKS」で取り扱っています。

(⇒国内のMUJI BOOKSについてはこちら

プロセス

2018年4月 プロジェクトの企画立案
2018年6月 駒形克己さんのプロジェクト参画決定
2018年9月 学生参加のワークショップを2回実施
2019年10月 タイトル・内容構成 決定
2019年11月 駒形克己の色覚ワークショップ@図書館総合展(パシフィコ横浜)
2019年11月 印刷製本
2019年12月 刊行